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ビート飴

ビート飴
瓶に保管されたビート飴


地域紹介「置戸町」

今回は、オホーツク支部にある置戸町からの紹介です。置戸町は北海道東部に位置し、畑作、酪農、林業が栄えています。地元の木材を使用した「オケクラフト(木製食器など)」の生産も行っています。人口は約2800人。気候は夏冬・昼夜の寒暖の差が大きく降雪雨量が少ない地域です。

ビート(甜菜)・ビート飴について

ビート(甜菜)は砂糖大根とも呼ばれ根に糖分をタップリ蓄え成長します。国内では北海道のみで生産されていて、北海道畑作三品(じゃがいも・小麦・ビート)のひとつです。秋ごろに収穫され、製糖工場に運ばれ砂糖になります。令和元年度(2019年10月から2020年9月)の国内産砂糖の生産(供給)量は788千トン。その内甜菜糖が650千トンと、およそ8割を占めています。※農林水産省HPよりビート飴の作成風景
ビート飴は昔、砂糖の代替品として作られていました。置戸町郷土史研究会では20年以上ビート飴を作り、その伝承に努めています。作ったビート飴は9月の秋分の日に行われる「馬力だすべぇ祭(置戸町の食のイベント・収穫祭)」にてホットケーキ・芋団子などに添えて振る舞われています。また、汁をしぼったビートを乾燥させ、ビートチップスを作ったりもします。

材料
てんさい

 

作り方

  1. 土を落とし、ひげ根を取り、よく洗う。
  2. 専用のカンナで1.5mm程度の 薄さにスライスする。ビート飴専用のカンナ
  3. アクを取りながら9時間程度煮つめる。(目安:黒っぽくなり水分が飛ビート飴 作っているところび、とろみがつく程度)
  4. 消毒した容器に詰めて完成。
お話しを伺った方:置戸町郷土史研究会  嘉藤 均 様

本文ここまで

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