第6セッション 演題 3 |
健康づくり道民調査の結果から 〜 栄養素と食品群の実態報告 〜 |
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発表者 | ○槌 本 浩 司 1) 千 葉 昌 樹 2) ( 1)北海道空知保健福祉事務所滝川地域保健部 2)北海道保健福祉部地域保健課 ) |
【 目 的 】平成12年度に策定した「北海道健康づくり基本指針」及び第2次保健医療福祉圏毎に作成している「地域健康づくり行動指針」は、平成13年度から平成22年度までの10年間の指針であるが、中間年である平成17年度を目途に目標の妥当性や達成度などについて中間評価を行うこととしており、このための基礎資料として「健康づくり道民調査」を行った。その結果について報告する。 【 対 象 】平成16年11月に全道21保健医療福祉圏域において、栄養摂取状況並びに健康意識の調査を行った。 調査対象世帯数 1,563世帯 (うち有効回答世帯数 1,208世帯 ) 【分析方法】Dr.SPSSIIによりKruskal Wallis検定を行った。 【 結 果 】 食品群については特に次の群に摂取の偏りがみられた。いも類・野菜類は全ての年代で摂取不足が推測される。乳類は、15歳以上に摂取不足が推測される。魚・肉類については過剰摂取が推測される。 栄養素については、特に次のものに摂取の過不足がみられた。カルシウムはほぼ全ての年代で不足が推測される。食塩は全ての年代で過剰が推測される。今回の調査結果は、個々のデータの標準偏差が大きいことから、摂取頻度をヒストグラムにし分布の傾向や最頻値を把握するなど、平均値以外を見ることの必要性もみられた。 各食品群の摂取と年齢間並びに各栄養素の摂取と年齢間における有意差が認められたことから、ライフステージ別の対策が重要であることが示唆される。 |
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