第6セッション
演題 4
高校生に対する「食」に関する意識調査
発表者 ○伊豆唯、○鵜川園子、○北村直子、山部秀子
(天使大学看護栄養学科栄養学部)
【目的】現在、ほぼ全ての児童・生徒は学校給食などにより「食」に関する給食がされている。これにより中学校卒業時には、バランスのとれた食事がどういったものなのか、またどういう食品を選べば良いのか、など食生活における望ましい食習慣が身についていることが望ましい。しかし、近年増加している生活習慣病など食生活に起因すると思われる新たな弊害が増大している。そこで9年間の学校給食を終えた高校生にアンケート調査を行い、実態を把握し、知識・意識・行動を総合的に検討することを目的とした。
【対象と方法】札幌市のA高等学校在学中の2年生623名(男子311名、女子312名)を対象とし、平成16年7月に自記式アンケート調査を実施した。アンケート内容は(1)小中学校での給食について(5問)、(2)「食」に関する知識・意識・行動について(21問)とした。
【結果】アンケートの回収数は500枚、回収率は100%であった。そのうち解析は、小中学校を通して学校給食を経験してきた生徒408名(有効回答率82.8%)を対象として行った。学校給食に対するイメージでは「栄養のバランスが整っている」69.6%、「みんなと楽しく食べる」43.1%、「色々なものが食べられる」42.9%、「おいしかった」39.2%があげられた(選択式複数回答)。「食」に関する知識・意識・行動については、回答者を下図のように分類した。その結果、A4.4%、B2.7%、C0%、D36.3%、E13.2%、F1.5% 、G2.0%、H15.4%、J24.5%であった。
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