第7セッション
演題 1
簡易栄養ソフトの自主開発
発表者 ○槌本 浩司
(北海道稚内保健所)
【 目 的 】
  給食施設に従事する栄養士の管理業務は、献立作成等のほか衛生管理に関わる事務量が増加しており、繁忙となっている。また、献立の作成には、システムが高価なため、成分表と計算機を駆使している状況が見受けられる。
このため、給食管理業務における事務作業量の軽減及び栄養業務の効率化のため、汎用性のある表計算ソフトを活用した簡易栄養価計算ソフトを自主開発した。
【 概 要 】
  MsExcel-2000をベースに五訂日本食品標準成分表の中から、使用頻度が高いと思われる食品428品目の主要栄養価を基礎データとして登録した。
このソフトは、食品名を選択して、その使用量を入力することにより、各食品の栄養価及び食品全体の栄養価の算定が行われるものである。
【 結 果 】
  栄養士が迅速に栄養価計算を行うことにより、業務の効率化が見込まれる。
このことにより新たに生み出される時間は、喫食者に対するサービスの向上になると思われる。
また、この簡易栄養価計算ソフトは、社団法人北海道栄養士会を通じて、会員の求めに応じ、会員に配布していることにより、広く普及されている。
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