第2セッション 演題 4 |
温風式再加熱カートの有効性 |
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発表者 | ○東出ゆきえ (光ハイツ・ヴェラス) |
再加熱カートには現在、IH式のものと温風式のものが有る。私の施設では、温風式のものを使用しており、その特徴・メリット、課題、課題に対応した工夫、今後の動向を紹介したい。それによりユーザーが増え、より良い機器、より良い食器、より良い工夫が作り上げられ、お客様に、今まで以上に美味しいお食事をお出しできればと考える。 1 特徴・メリット ・温かいものは温かく、冷たいものは冷たくお出しできる。 ・事前調理を行い、ブラストチラーなどで急速冷却した料理をチルド状態で食器に盛り付け、一人分ずつの配膳準備ができる為、作業の平準化ができる。(副菜の組み合わせも自由) ・チルド状態で再加熱の時間まで待機する為、食中毒のリスクが少ない。 ・食器は陶器、メラミン問わない。 ・再加熱のタイマー設定により朝食の場合は、厨房スタッフの早朝出勤者の人数は少なくて良く、出勤時間もコントロールできる。 ・煮物、焼き物、蒸し物、揚げ物とメニューをそれほど選ばない。 2 課題 ・料理の乾燥が起きる場合がある。 ・煮物の場合、材料と調味料の組み合わせにより、煮詰まる場合がある。 3 課題に対応した工夫と動向 例として、現在使用している食器は乾燥をすべてカットできなかった為、焼き魚のような物には霧吹きで水分を与えた。導入時より食器が改良され、課題が改善される傾向にある。 |
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