災害支援栄養士研修会

災害支援栄養士研修会

北海道栄養士会では、道内の災害被災地に対し栄養士支援を行う「北海道栄養士会災害支援隊」を結成致しました。必要なスキル習得を目指した研修会を今年も開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

チラシ
PDFファイル版
日時
平成29年10月22日(日) 9:15~15:00
場 所
かでる2・7 710会議室
札幌市中央区北2条西7丁目
Tel 011-204-5100
定員
96名
受講料
会員 2,000円 一般・非会員 4,000円
展示
災害備蓄品などの災害時に使用できる見本品の展示をいたします。
商品パンフレットやサンプル配布もあります。

プログラム

9:15~9:30受付・挨拶
9:30~11:00講演「災害時における管理栄養士・栄養士の役割について
~日本栄養士会災害支援チーム JDA-DATの活動より~」
(公社)日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)
総括  下浦 佳之
 「助けられた命、助かった命を繋ぐ」東日本大震災の経験を踏まえ、日本栄養士会災害支援チームJDA-DATが発足し、今回の平成28年熊本地震への出動で4回目を迎えた。実際には、長野県神城断層地震、鹿児島県口永良部島噴火にJDA-DAT先遣隊が出動し、関東・東北豪雨災害(茨城県常総市など)に初めてJDA-DAT本隊が活動した。その数か月後に、熊本地震が発生したのである。今回の熊本地震におけるJDA-DATの主な活動内容から見えてきた管理栄養士・栄養士の役割について述べたい。
11:10~12:10講演「被災者への食支援 パッククッキングの実際」
(公社)日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)
総括  下浦 佳之
 今回の熊本地震での災害支援活動はこれまでの経験が十分に生かされており、概ねスムーズな活動が行われた。確かに細やかな点では臨機応変な対応が必要であったが、ほぼ想定内の出来事であった。これも毎年実施しているJDA-DATリーダー・スタッフの育成研修等、専門的トレーニングを含めた机上及びシミュレーション訓練等の成果といえる。演習では被災者(特に要配慮者)への食支援として、平時から備えておくべき非常食や備蓄食材を使用したパッククッキングの実際を経験し、いざという時に動ける体制を目指したい。
12:10~13:00昼食、休憩
13:00~14:30講演「あなたは、いざという時、的確に判断して行動できますか?」
北海道教育大学札幌校
生活創造教育専攻 家庭科教育分野
教授  佐々木 貴子
 いざという時でも、あなたは「自分だけは大丈夫だ。」とか「何とかなるわよ。」と楽観的に考えていませんか。本当にそうでしょうか。最近は、想定外の自然現象が発生していますが、北海道に住む私たちはどこか他人事になっていませんか。釧路に生まれた私は、小さな時から親に「いざは、普段なり」としつけられてきました。自分や家族の生命や暮らしを守るために、私たちは普段の生活の中で何をしなければならないのでしょうか。一緒に考えてみましょう。
14:40~15:00「北海道栄養士会の災害支援のあり方と新規程について」
北海道栄養士会 会長  山部 秀子
 北海道栄養士会災害支援隊が設立されて4年が経ちました。支援活動として台風被害にあった十勝訪問に支援物資を運んだのが初めての活動でした。その際、現状の規程では支援の実施が難しいことがわかりました。ついては、支援のあり方や規程の見直しを行い、先日の理事会で承認されましたので、この場を借りて伝達講習を行います。
15:00閉 会
生涯教育
実務研修 災害時対応 61-101(全分野) 講義 各1単位(全て受講で3単位)
申込み先・お問い合わせ
FAX 011-251-0783  E-mail mail@hokuei.or.jp
〒060-0061札幌市中央区南1条西5丁目20 郵政福祉札幌第一ビル4階
公益社団法人 北海道栄養士会 事務局 Tel:011-251-7071
申し込み用紙
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