サマーセミナー

サマーセミナー ~えんげ専門講義~

日時
平成27年8月30日(日)9:30~16:10
会場
北海道自治労会館

札幌市北区北6条西7丁目5-3
Tel 011-747-1457
参加費
無料
定員
先着250名

セミナープログラム

9:30~受付
9:55~開会の挨拶
10:00

11:30
講演I
「嚥下調整食の適応と課題」

県立広島大学
人間文化学部 健康科学科
 教授 栢下 淳

 口から食べるということは、QOLの観点から極めて大事である。
嚥下機能が低下した場合には、口から食べるためにその方の機能に適した形に調整する必要がある。ただし、この形態調整食は、病院や施設で異なる。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会では、嚥下調整食の臨床での共通理解を進めるために嚥下調整食分類2013を作成した。
 形態調整する際に加水するため、摂取量の不足が起こりやすく、見た目を損なうこともあり喫食率の低下も起こりやすい。対象者にとって適切な形態なのか、また、必要なエネルギー量や栄養素が摂取できているのかを確認する必要がある。
11:30

12:00
「食器の素材別特徴について」
三信化工株式会社 環境品質管理部長 篠塚 浩幸
12:00
昼食 休憩 ・ 展示
13:00

14:30
講演II
「嚥下調整食のポイントについて」
-安心な食事の提供を目指して-

医療法人社団 旭川圭泉会病院
管理栄養士 松森 八重子

  患者さんや利用者さんが医療機関や施設を移動する際に、食事形態や名称の違いによって色々な問題が指摘され始めています。
 一昨年、摂食嚥下リハビリテーション学会から「嚥下調整食学会分類2013」が発表され、多くの病院や施設において嚥下調整食の取り組みが展開されていますが、まだまだ問題も多く課題は山積みです。
 今回は、作業工程の見直し、作業や料理の標準化等、より実践的な内容で後援をしたいと考えています。
14:30
休憩
14:40

16:10
講演III
「口腔のサルコペニアと摂食・嚥下障害」

医療法人渓仁会札幌西円山病院
歯科診療部長 藤本 篤士

 摂食・嚥下障害は栄養療法における大きな障害の一つとなっており、リハ医やNS、ST、歯科との連携が求められることも少なくないでしょう。
 また近年、筋肉減少や筋力低下によって引き起こされるサルコペニアやフレイルという病態に対するアプローチも大きな問題として研究が進み、さまざまなアプローチが模索されています。
 本講演では口腔のサルコペニアという視点から、摂食・嚥下障害の基本的考え方を学んでいただきたいと思います。
16:10閉会のことば

お申込み・お問い合わせ

申込み方法
申込書に必要事項を記入し、FAXにてお申込みください。
申込み定員に達しましたのでお申込みを終了させていただきました。
申込期限 平成27年8月17日(月)
主催
公益社団法人 北海道栄養士会
協賛
三信化工株式会社 (北海道栄養士会賛助会員)
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