- 日時
- 2019年10月19日(土)9:20~16:50
- 会場
- かでる2・7ホール
札幌市中央区北2条西7丁目 Tel 011-204-5100
- 資料代
- 会員 1,500円 非会員・一般は1講演 3,000円
9:20~9:50 | 受付 |
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9:50~10:00 | 挨拶 公益社団法人 北海道栄養士会 会長 山部 秀子 公益社団法人 日本栄養士会 理事 中川 幸恵 一般社団法人 北海道医師会長 |
10:00~11:30 | 講演1 「食物アレルギー -up to date-」 KKR札幌医療センター 小児・アレルギーリウマチセンター 特任部長 高橋 豊 |
食物アレルギーはつまるところ”早く食べたらならない”、“なっても食べたら治る”ことが判ってきた。したがって、実際の対応も“正しい診断に基づいた必要最小限の食物除去”から“原因食物を可能な限り摂取させるにはどうすれば良いか”という方向に進んできている。食物アレルギーの予防、治療に関する最新の知見について概説する。また最近注目されてきた特異IgE抗体が病態に関わらない食物蛋白誘発胃腸症にも触れる。 | |
11:30~13:00 | 休憩 |
13:00~14:30 | 講演2 “長寿菌”がいのちを守る!~健康長寿100歳をめざして~ 特定国立研究開発法人 理化学研究所 辨野特別研究室 辨野 義巳 |
あなたのウンチ、毎日ちゃんと出ていますか?臭くないですか?唐突な質問ですが。イエスかノーかが、今後の健康や寿命を左右していると言っても過言ではありません。日本人の臓器別がん死亡者数は,1980年代半ばから大腸がん患者数が増加してきました。がんだけでなく,大腸の病気も増えてきています。それらを予防するためにビフィズス菌と酪酸産生菌、いわゆる“長寿菌”を活性化することが大事です。それには食物繊維や発酵食品を多く摂ることです。さらに、腸内環境の善し悪しは、毎日出すウンチを確認することにより、ご自身の健康度は測れるのです。便所は便器のある所ではなく、体からのお便りを受け取る所、すなわち「お便り所」が便所です。寿命さえ左右する臓器である「大腸」を制することこそが健康長寿100歳をめざす「はじめの一歩」であると肝に銘じましょう。 | |
14:40~15:10 | 表彰 北海道知事表彰 (1)北海道社会貢献賞(食生活改善功労者) (2)北海道知事賞(優良給食施設) 北海道栄養士会会長表彰 (1)感謝状贈呈(賛助会員) (2)会長表彰 謝辞 (受賞者代表) 祝辞 北海道知事 |
15:20~16:50 | 講演3 「高血圧管理における食事の重要性」 札幌西円山病院 院長 浦 信行 |
我が国の高血圧人口は4,300万人と推定され、生活習慣病の中でも最多である。高血圧を十分に管理すると心血管系合併症や死亡を有意に減少させるが、140/90 mmHg未満に良好な血圧管理がなされている割合は27%程度にとどまり、3,200万人が十分に管理されていない。JSH2019では高血圧の診断基準に変更はないが、多くの症例で管理目標が130/80 mmHg未満となった。75歳以上の高齢者では、基本は140/90 mmHg未満となった。従って、一層の降圧が求められ、薬物療法だけでなく、食事療法の意義は益々大きなものとなる。その中核となる減塩について、各種の取り組みも含めて述べたい。 | |
16:50 | 閉会 |
- 参加方法
- 下記のいずれかの方法で申し込みをお願いします
- 会員の方は、参加証と会員証をご持参ください
参加証は9月15日頃会員の皆様にお届けする広報誌に同封されています。 - かでる2・7 展示ホール内の受付をお願いします
- 所属長・施設長様 参加依頼文
- 秋期研修大会の参加にあたり、ご施設長様への文書提出が必要な方は下記をご提出ください。
PDFファイル
- 趣旨
- 道民の栄養改善を通じた健康の保持増進と管理栄養士・栄養士の資質の向上に努め、もって道民の健康と福祉の推進に寄与する。
- 主催
- 公益社団法人 北海道栄養士会
- 後援
- 北海道、札幌市、一般社団法人北海道医師会、一般社団法人 北海道歯科医師会、公益財団法人 北海道健康づくり財団