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北海道栄養士会 福祉栄養士協議会だより vol.1

 ごあいさつ
北海道栄養士会福祉栄養士協議会会長 坂井友美
日頃より、北海道栄養士会福祉栄養士協議会の活動にご理解とご協力を頂き、誠にありがとうございます。
福祉の現場では、食事は単なる栄養補給ではなく、「楽しみ」「生きがい」「人とのつながり」を支える大切な営みです。私たちは専門職として、その人らしい生活を食の面から支える続ける使命があります。
当会では、日本栄養士会との連携を深めながら、ホームページで活動報告、実践に役立つ情報などを発信してまいります。また、会員の皆様が安心して学べる研修会の情報提供や立案やイベントを行い、栄養士会内のネットワークづくりを積極的に進めてまいります。
今後とも北海道栄養士会福祉栄養士協議会へのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。


 ご報告
2026年度一回目の日本栄養士会福祉職域 管理栄養士・栄養士育成のための全国リーダー研修会に、北海道ブロックから福祉栄養士協議会会長坂井が出席いたしました。会員の皆様が高齢分野・障がい分野・児童分野それぞれの国の動向や栄養士会の動きに加え、各分野の最新情報を得ることができる様、まとめたものを報告いたします。
【1】2026年度 日本栄養士会 福祉職域 事業計画
■あるべき姿(方向性)地域共生社会において、誰もが健康で豊かな生活を送ることができるように食を通じて支援する。
■基本方針 
基本方針 背景・目的
 【高齢】
高齢者施設を基盤とし、在宅を含めた高齢者の栄養ケアの推進
栄養マネジメント強化加算やリハビリテーション・栄養・口腔の一体的取組に対する評価により、介護保険施設における管理栄養士の役割は高まっている。一方、物価高や人件費の高騰等の影響により、現場では十分な栄養ケアを実施できる体制が未だ十分に整っていない。また、介護報酬改定では自立支援・重度化防止を目的とした科学的介護が重視され、今後は在宅を含む高齢者への栄養支援の在り方も検討されている。高齢者施設を基盤に、多職種と連携した栄養ケアを推進するとともに、要望活動や人材育成を通じて、在宅を含む高齢者の低栄養予防・重度化防止に資する体制整備を図る。
【障がい】
多様な支援ニーズに対応した栄養支援体制の推進
障がい(児)者に対する栄養課題は複雑かつ多様であり、障がいの重度化・重複化や医療的ケアを要する人の増加により、栄養支援の重要性が高まっている。一方で、専門的な知識を有する管理栄養士の配置は十分とは言えず、栄養ケアサービスの内容や質に差が生じている可能性がある。障がい(児)者施設において管理栄養士の配置を促進し、栄養ケア・マネジメントの質を底上げするとともに、障がい特性に応じた栄養支援を実践できる人材を育成する。
【児童】
子どもの健やかな成長を支える栄養管理の充実
保育所等においては、管理栄養士・栄養士の専門性を活かした対応への期待が高まっている一方、管理栄養士・栄養士が配置されていない施設も多く、専門的な視点に基づく栄養管理が十分に行われていない現状がある。子どもの発育・発達段階に応じた安全・安心な食事提供と適切な栄養管理を推進するため、管理栄養士・栄養士の役割を明確化するとともに、配置の促進を図る。また、研修や情報提供を通じて、児童福祉分野に必要な知識や実践力を備えた人材を育成する。
■事業内容
(1)研修会・事例集作成・事業推進委員会・VCS・栄養士つながり強化プロジェクト・広報活動・政策事業の事業
   内容はPDFコチラ (195.9KB)から

(2)若年層会員増に向けた戦略的取り組み
福祉職域では、若年層ヒアリングの結果に基づき、経験年数に応じた実践的な学びに加え、一人職場や少人数配置の中で気軽に相談できる場や、他施設の栄養士とのつながりが求められていることが明らかとなりました。また、自身の実践を振り返り、専門性やキャリア形成につなげる機会も必要とされています。このため、既存事業を若年層の視点から見直すとともに、交流や相談の機会を充実させることで、会員であることの価値を実感し、継続的な会員活動につながる取組を推進します。
  1. 一人で積み重ねてきた実践を、組織として共有・支援できる場の提供事例集作成(高齢・障がい・児童)…24事例/会員限定でHP公開
  2. 職域を越えて、通用する現場対応力を身につけられる機会の提供…スキルアップ研修
  3. 日々の現場の悩みや迷いを整理し、安心して言語化できる場の提供…栄養士つながり強化プロジェクト・VCS

【2】   保育所等における管理栄養士・栄養士の実態把握に関するワーキンググループについて

【3】   保育所保育指針及び幼保連携型認定こども園教育・保育概要の改定・改訂に向けた意見
資料はPDFコチラ (2.5MB)

【4】 共同生活援助(グループホーム)における健康管理及び栄養支援の充実に関する事例収集およびヒアリング実施について

【5】 講義 行政説明 「児童福祉施設における栄養施策の動向」
  こども家庭庁成育局母子保健課 久保 陽子氏
【概要】 児童福祉分野における最新の政策動向と栄養施策の紹介として、2023年の同庁 発足に伴う「こども基本法」や「こども大綱」の意義と、すべての子どもが健やかに育つ ための包括的な支援体制について説明がありました。統計データを通じて、少子化 の進行や児童虐待相談件数の増加といった厳しい現状を浮き彫りにし、保育所や乳児院な どの施設が果たすべき新たな役割に言及しています。特に、施設の小規模化や地域分散化を進めることで、より家庭に近い環境で養育を行う重要性が強調されました。多 様化するニーズに応えるため、管理栄養士・栄養士といった専門職が、多職種と連携し子 どもの成長を支えることへの強い期待があると説明がありました。最終的に、専門性の向上と業務改善を通じて、持続可能で質の高い児童福祉サービスを実現することを目指すと示されました。

【5】講義 行政説明 「福祉施設等における栄養施策の動向」
  厚生労働省老健局老人保健課介護予防栄養調査官 斎藤 陽子氏
【概要】 日本の急激な人口減少と高齢化率の上昇を背景とした、2040年に向けた介護・障がい福祉分野の栄養施策が示されたのに加え、現在は、介護報酬改定を通じた職員の処遇改善や、物価高騰に対応するための緊急的な給付支援、さらにはICT利活用による生産性向上の取り組みが特に重要な課題だと話されました。また、施設や在宅サービスにおける栄養マネジメント強化加算など、専門職による栄養管理の質の向上を促す制度設計が詳述されました。さらに、地域ごとの需要差を見据えつつ、持続可能な地域包括ケアシステムを深化させるための具体的なロードマップが示されました。各種加算の算定状況や今後の報酬改定に向けた議論のスケジュールが最新のデータを用いられ説明されました。

北海道栄養士会福祉栄養士協議会からのお知らせ

今年度の春期と秋期の研修会内容は次の通りです。
(1)2026年6月12日(金)13:00から16:00 実会場(終了)/オンデマンド(配信終了)
     「こどもから高齢まで(食べる機能の生涯発達と支援法)」
      講師 言語聴覚士 牧野日和先生
(2)2026年10月21日 15:00から17:00 オンラインのみ
     北海道・東北ブロック福祉領域栄養士会 合同企画 福祉スキルアップ研修会
     「保育園・認定こども園栄養士スキルアップ研修会」 
     研修会チラシはPDFコチラ (687.8KB) 申し込みはmanaableから


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連絡先:北海道栄養士会事務局


北海道道栄養士会福祉栄養士協議会では、役員の担い手を募集しています。
北海道栄養士福祉栄養士協議会では、役員の担い手を募集しています。「子育てがひと段落したので栄養士会に恩返しがしたい」方や「日本栄養士会の認定資格を取得し資格を活かした活動をしたい」という方、「栄養士会のために活動したい」という方など、ご連絡お待ちしています。また、興味があるけれど、、と迷っている方には役員会に陪席することもできますので、お気軽にお問合わせください。
連絡先:北海道栄養士会事務局
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