平成14年度 全国地栄協組織強化懇談会
         および食の最新情報・地区別研修会報告
                               地栄協会長 高懸 啓子

 平成14年9月7日、8日の両日、山形県かみのやま温泉月岡ホテルにおいて、 全国地栄協組織強化懇談会および食の最新情報・地区別懇談会が開催されました。

 7日の組織強化懇談会は東ブロック(北海道〜三重)181名が参加し、更に4ブロックに分かれ意見交換を行いました。 研修会への参加呼びかけの方法、支部・地域の活動状況の把握方法、他団体との連携活動についてのテーマに沿い活発な意見が交わされました。

 どの都道県においても、いかに研修会への参加を促すか、全国会議への参加費をどのように確保するかが大きな問題点になっていることが浮き彫りにされました。 北海道においても、地理的な条件で交通費の負担が大きいことが、毎回参加者が少数に留まっている原因となっています。他県の積み立て、 カンパなどの意見を参考にして、北海道からもより多くの参加者を送り出すことについての検討に着手しなければならないことを痛感しました。

 8日は食の最新情報・地区別研修会が開催され、3例の事例発表がなされ、
北海道から折戸比佐子氏が
  「自主勉強会から開業栄養士へ」
     〜北海道のあるグループの試み〜と題して発表を行いました。

“開業栄養士”は地栄協会員にとって関心の高いテーマであり、反響も非常に大きく、フロア―からの質問も活発になされ、終了後も個人的に質問される方が続き、 意義ある発表であったことが裏付けられました。

 同日、山形県立米沢女子短期大学助教授   亀ヶ谷雅彦先生の
「楽しい講座のもち方」


     関東学院大学助教授  井上浩一先生の
「保険機能食品制度とアドバイザリースタッフについて」

の2題の講演があり、
地栄協会員としての仕事に生かせる情報を得ることができました。

 全国の地栄協会員の集まる場に参加し、他県の方と交流することにより大きな刺激を受け、 地栄協の一員としての自覚の高まりを実感できました。今後は、より多くの会員の方が参加できる方向へ協議会として努力していきたいと思います。
 

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