「終末期の栄養をどう考えるか?」
2012年に日本老年医学会が発表した「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン 人工的水分・栄養補給の導入を中心として」では、“食べられなくなった高齢者に対して延命治療を優先するか、本人のQOLを優先するか、関係者が繰り返し話し合って決めていくのが望ましい”との方向性が出されています。
人生の終わりを迎える人々に対し、“何が本人にとっての幸せにつながるのか”そして“命をどう捉えた上で私たちは栄養を考えるのか”を問われる場面が今後さらに増えるのではないでしょうか。今回は終末期の現場に立つ医師、栄養士、それぞれの立場から「栄養」についてのお話をして頂きます。
- 主催
- 公益社団法人日本栄養士会 公益社団法人北海道栄養士会
- 協賛
- 医歯薬出版株式会社
- 日時
- 平成27年11月28日(土)
12:50~16:30(受付12:30~)
- 会場
- 札幌コンベンションセンター107・108会議室
札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1
Tel 011-817-1010
- プログラム
- 13:00~14:30
講義「認知症の人が食べられなくなったら~人工水分栄養補給の意志決定支援を中心に~」
講師 医療法人せせらぎ 札幌在宅クリニックそよ風 院長 吉崎秀夫 氏14:50~16:20
講義「終末期の患者様へのアプローチ~いくつかの症例を通じて」
講師 医療法人為久会 札幌共立五輪橋病院 栄養科 科長 高槁千加 氏
- 生涯教育単位
- 実務研修:認知症 1単位 病態栄養(緩和医療)1単位
- お問い合わせ
- 外崎 亜希子〈高台病院〉TEL(011)831-8161