「最期までお口から食べる支援とその見極めかたの実際」
PDFチラシ- 日時
- 2023年2月23日(水・祝)13:50~
- 講師
- 牧野 日和 先生
愛知学院大学心身科学部健康科学科 准教授 - 会場
- zoomによるオンライン開催
- プログラム
- 14:00~15:30 講 演
演題 : 「最期までお口から食べる支援とその見極めかたの実際」
※ 日本栄養士会生涯教育 実務研修 摂食嚥下機能(R,P,T,FS,FG)23-118 講義1単位
- ◆定員
- 100名
- ◆参加費
- 会員:無料 非会員:3,000円 (別途振込にてお受けします)
- ◆申込方法
- 下記URLの申し込みフォームに必要項目を入力し送信して下さい。申し込み完了のメールを返信しますので1週間が経過しても届かない場合は北海道栄養士会事務局(mail@hokuei.or.jp)までお問合せ下さい。
- ◆申込〆切り
- 2023年2月16日
- ◆問い合わせ先
- 北海道栄養士会医療栄養士協議会 十勝支部幹事 木村
grandioso@fm2.seikyou.ne.jp
~牧野日和先生より抄録を頂きました~
命の最期…目を背けたくなる重たいテーマですか?あまり深入りしたくない?
支援者ベースの対応で苦しき判断をマニュアル化(簡素化)しますか?
命の最期は、誰にでも訪れる神様との約束の日。対象者と家族が永遠のお別れをする瞬間。
二度と戻らぬ無二の舞台。あなたにもその日が来るなんて考えたくないですか?
もちろん誰にも、私にもあなたにもその日はやってきますね。
もしあなたの順番が来て、近く死を迎えるようなら、あなたやあなたのご家族は、しっかり悲しみと向き合うといいでしょうね。限られた臨床経験からではありますが、私はそう思います。
楽しいことのみならず、深い喪失体験もまた、
人生でしょう。
対照者と家族は、人生の最期に深く動揺し、どんなに頑張っても避けられぬ死と悟り、やがて向き合い、遂には覚悟を決め、人生を振り返り、生の意味を求めつつ、最期を迎えます。
人生最終段階の支援は、旅立つ対象者に加え、その後を生きていかないといけない家族にも必要でしょう。
もし
まだ生きられるなら
対象者には、可能な範囲で努力してもらい生きてもらうよう促しましょう。
高齢だから病気だからって。支援者が早々にあきらめるだなんて、
あー、もったいない。
もし
もうすてに人生の終わりを迎えているとしたのなら
スタッフは、対象者には心身の癒しを軸に、
ご家族には悔いを残さぬように、それぞれ支えると
良いのでしょう。
そう
まだ生きられるか(まだ食べるべきなのか)
もう終わりなのか(もう食べない方がいいのか)
ときにこの見極めは難しく、重要で、取り返しがつかず、
その選択は家族や支援者たちに重圧となることを
忘れてはなりません。
今回の研修では、講師の経験を御紹介し人生最終段階の
食支援のありかたについて問題提起を試みたいと思います。
この機会にあなたやあなたのご家族の最期を
えがいてみませんか。
支援者ベースの対応で苦しき判断をマニュアル化(簡素化)しますか?
命の最期は、誰にでも訪れる神様との約束の日。対象者と家族が永遠のお別れをする瞬間。
二度と戻らぬ無二の舞台。あなたにもその日が来るなんて考えたくないですか?
もちろん誰にも、私にもあなたにもその日はやってきますね。
もしあなたの順番が来て、近く死を迎えるようなら、あなたやあなたのご家族は、しっかり悲しみと向き合うといいでしょうね。限られた臨床経験からではありますが、私はそう思います。
楽しいことのみならず、深い喪失体験もまた、
人生でしょう。
対照者と家族は、人生の最期に深く動揺し、どんなに頑張っても避けられぬ死と悟り、やがて向き合い、遂には覚悟を決め、人生を振り返り、生の意味を求めつつ、最期を迎えます。
人生最終段階の支援は、旅立つ対象者に加え、その後を生きていかないといけない家族にも必要でしょう。
もし
まだ生きられるなら
対象者には、可能な範囲で努力してもらい生きてもらうよう促しましょう。
高齢だから病気だからって。支援者が早々にあきらめるだなんて、
あー、もったいない。
もし
もうすてに人生の終わりを迎えているとしたのなら
スタッフは、対象者には心身の癒しを軸に、
ご家族には悔いを残さぬように、それぞれ支えると
良いのでしょう。
そう
まだ生きられるか(まだ食べるべきなのか)
もう終わりなのか(もう食べない方がいいのか)
ときにこの見極めは難しく、重要で、取り返しがつかず、
その選択は家族や支援者たちに重圧となることを
忘れてはなりません。
今回の研修では、講師の経験を御紹介し人生最終段階の
食支援のありかたについて問題提起を試みたいと思います。
この機会にあなたやあなたのご家族の最期を
えがいてみませんか。