第8セッション
演題 2
メタボリック・シンドロームと食品摂取との関連
札幌ライフスタイルスタディ第一期および第二期比較
発表者 ○山際睦子1)3)、山部秀子2)3)、黒川正博3)、鈴木純子4)、安江千歳5)
岸本憲明6)、河口明人1)
(北海道大学1)、天使大学2)、北海道栄養士会3)、北海道文教大学4)
柏葉脳神経外科5)、栗山赤十字病院6)
目的
メタボリック・シンドロームの原因としての食品摂取の違いについて検討した。
方法
札幌ライフスタイルスタディに参加した一般市民308名(SAS1)および肥満傾向市民193名(SAS2)の食品摂取量の違いをBDHQによって検討した。
結果
エネルギー摂取量はSAS2で多かったが、単位体重あたりの豚牛肉・ハム・そば・うどん・パスタ・野菜摂取量はSAS1が多く、いもや納豆、および紅茶・珈琲・洋和菓子および調理油はSAS2に有意に多かった。
結論
メタボリック・シンドロームの食品摂取の特徴は喫茶に関連する菓子類および調理油の多さである。
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