第5セッション
演題 2
滝川市における食育の推進について
発表者 ○白石 美幸
(滝川市保健福祉部保健福祉部健康づくり課)
【目的】滝川市の子ども達の健康づくりと健全育成のため、子どもをとり巻く多様な関係機関がそれぞれ食育の必要性と重要性を認識することにより、連携した対策が行われるよう体制づくりの取り組がり進められており、その経過について報告する。
【内容と対策】平成18年に幼児期・学童期・思春期を対象として1441名を抽出し、「食育に関するアンケート」調査を行った。
 調査結果から、子どもの健康問題に直結するような朝食の欠食・孤食・食生活の乱れと栄養の偏りさらに、親世代が力不足で子どもへ食育をすることができないなど、家庭において食育機能低下をおこしている現状も見られ、全体で4つの課題が明確になった。
 このことを、子ども達の健康問題として捉え、子ども達の健康づくりと健全育成のために、住民が自主的に参画する食育応援ボランティアを立ち上げ多様な関係者が相互の連携と協力を図りながら、社会全体で食育に携わる機会を設けて取り組んでいる。
【結語】関係者が子どもの健康・食育について、携わる機会を得ることにより、住民に近いところで子ども達の健康づくりが進められてきた。子供たちの健康状態等については、これからアンケート調査により経過評価を検討しながら、遠い将来の生活習慣病予防対策としての観点からも食育が子ども達に浸透するよう進めていきたい。
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