栄養士のつぶやきNo.80|時代の移り変わり

札幌石狩支部  福祉協議会
札幌療育会 ノビロ青年の家 櫻井 眞理

私がこの施設に入職して20年が過ぎましたが、入所している利用者さんの食の好みが最近、変化してきていることに気づかされます。

今まで子供たちが好むような肉料理や洋食系のメニューなどを喜んでくれていたのに、近頃はケチャップのかかっているものやウインナーはイヤと言われたり変化してきています。煮物やトロミがあるようなメニューが好まれるようになり、あっさり系が人気に!

どちらかといえば年配者向けのメニューが好みになってきている今日この頃。20年もたつと食の好みも大きく変わるものですね。

献立を立てている私自身、いつまでも若い気持ちでいても食の好みで大きな変化を感じます。

また、様々な機能も衰えがちで昨日までニコニコ元気だった利用者さんが翌朝出勤すると夕べから体調を崩し寝込んでいたりする場面もちらほら。少しでもみなさんがいつまでも元気でいられるよう一人ひとりの食生活を管理していくことが使命なのだと日々精進しています。

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