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栄養士のつぶやき No.67|「弁当の日」を目指して

釧根支部   弟子屈町役場 健康こども課 健康推進係 石塚 員可

 行政栄養士として乳児から老人まで幅広い年齢の町民に関わっていますが、勤務して20年、内保育園業務を兼務している期間もありました。その間は市販の食材を使ってパンやうどん、おにぎりなど作ったりするだけでなく、河川敷を散歩して子どもたちと摘んだヨモギを使ってのまんじゅう作り、一緒に摘んだ蕗を茹でて味見(茹でたてを食べたいとのリクエストで食べるも、アクが抜けてないのでみんな身震い、でも皆出さずに食べました)、その他にも園行事の焼き芋で火起こしをしたり、春になれば園庭の畑起こしと雑草取り。子どもたちに関わりながら、自分も楽しみながら食育を行っていました。
また、菜園効果で普段は野菜嫌いな子も、採れた大根を使った大根スティックを子ども同士競うようにおかわりして食べたり(私が食べても辛い大根を身震いしながら美味しそうに食べている子もいました)、ある保護者からは、家に持ち帰った紫蘇を「ごはんにかけて食べるから刻んで」と言われ刻み出すと、好き嫌いの多い子なのに美味しそうに食べていましたよ!との報告が有ったり等々。子どもたちを通じて自然と保護者にも食育できていたのかなと思います。

 ここ数年は子どもたちと一緒に調理をする機会は少なかったのですが、幼稚園児とおにぎりやシチュー、親子丼作り。小学生の朝食欠食者が多いのでその問題解決に向けた取り組みとして「弁当の日」(香川県竜野宮小学校で始まった取組)を目指して小学校の授業で弁当作りの調理実習をさせて頂いたり、放課後児童クラブの子どもたちと弁当作りの調理実習、子どもが火を使わず作れる料理のレシピ集の配布などを行っています。
ちなみに4月からは授業等に関わらせて頂ける小学校が2校増えたり高校生の授業にも関わらせて頂けるようになった事、幼稚園の他、2か所の町立保育園で調理実習を複数回出来るようになりました。
子どもたちが「食」に関わる事で保護者が巻き込まれ、家庭の食に関する意識など変わっていかないかなぁ、なんて日々思いながら事業を行っています。



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