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栄養士のつぶやき No.59

「食のイベントで食育実践!」

函館支部 公衆衛生協議会 北海道渡島総合振興局 保健環境部 保健行政室 柳原 里美


 初めての職場異動で道東から道南へと、まさに北海道を横断したのですが、初めて行く地域で一番関心があることは、やはり食に関することで、その地域で採れる食材を食べることや、食のイベントがあるとついつい行ってしまいます。
我が家は、食材そのものと接することが日常で、春はふきや細竹などの山菜採り、夏と秋は家庭菜園で育てた野菜等の収穫、冬になる前は漬物づくりなど、食材を見て触り、旬の食材のおいしさを知る機会が他の家庭よりも多かったと思います。私自身も、学校や習い事から帰ってくると、家庭菜園に直行して真っ赤に熟したトマトを食べるのが夏の日課でした。まさに食育を実践できる環境で育ったことは、私が栄養士になったきっかけの1つだったと思います。

さて、平成26年3月に北海道が策定した「どさんこ食育推進プラン」(北海道食育推進計画【第3次】)によると、食育に関心がある道民は、北海道が目標としている9割に近づいています。しかし、成人の肥満者の割合や、児童生徒の朝食欠食割合は全国平均に比べ高く、意識と実態が必ずしも一致していない現状が見られることから、北海道では「地域における多様な食育の継続的な実践」を食育の目標に掲げ、環境や食文化などの特徴を生かした食育の取組を進めているところです。

ところで、函館の食材と言えば皆さんご存知の「イカ」ですが、この原稿を作成している8月は、毎年函館港まつりという大きなイベントが開催され、その中のパレードでは、幅広い年齢層に人気がある「いか踊り」があります。この踊りの歌詞の中には、「いか刺し、塩辛、いかソーメン、もうひとつおまけにいかポッポ」と函館名物のイカ料理が並び、食育を学ぶ機会にもなっているのではないかと思います。

また、広大な北海道は、地域によって採れる食材も様々で、道内各地では収穫される食材をメインとしたイベントが多く開催されています。
イベントに参加することで地産地消に繋がり、また、子どもから大人まで地域の新鮮な食材に触れておいしさを知ることができるなど食育を実践できる機会ですので、是非食のイベントに参加してみてはいかがでしょうか?



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