栄養士のつぶやき No.44

「支部研修会を終えて」

名寄支部  春日 統子

 10月に食育研修会(調理実習)を実施しました。支部の研修では久々の調理実習ということもあり、準備など大変でしたが参加者も沢山来ていただき楽しく終えることができました。支部長になって初めての研修会で、無事に終わってほっとしました。
名寄市はもち米の作付面積が日本一ということもあり「もち米プロジェクト」と銘打っており、今回の調理ではもち米をメインで使用することにしました。
講師は名寄市出身で、名寄の広報にもち米料理の掲載をしている範国先生をお迎えしてデモンストレーションを交えて始まりました。

四品作ることになり、もち米とうるち米にジャガイモのインカのめざめを入れた御飯。もち米を煮て南瓜とフードプロセッサーにかけ豆乳で作ったスープはみそ味でした。米粉を使った鮭のムニエル、長芋のたたきの和え物でした。
どれも簡単に作れるもので、皆さん手早く作っていました。

試食して御飯はジャガイモの甘味がありもちもちしていておいしかったです。
スープももち米を使用しているため満腹感ありすごくおなか一杯になりました。
どれも身近なものを使っていて、作りやすくおいしかったです。

一般の方の参加が多かったのですが、皆さん意外なもち米の使用方法に関心を示して、家でも作ってみようという声が聞こえ嬉しかったです。
栄養士会の会員と一般の方の交流も図れて良い研修会になったのではないかと思いました。

会員の参加はあまり積極的でないのが悩みです。
会員が沢山来てくれるような研修会の内容にしたいと思っていますが、現実は厳しいです。


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